株主優待をもらうときに気になるのが利回り。

高いほうがお得で良いよね!
ただし、高利回りだけで判断してしまうと、内容の見直しや廃止などにあうことも。
利回りだけではなく、安定性や業績含めて判断しなければなりません。
この記事では、優待利回り5%以上を基準に高利回り株主優待を紹介。
選ぶ際に気をつけたいポイントもあわせて解説するので参考にしてください。
高利回り株主優待とは?
高利回り株主優待とは、もらえる内容を金額換算したときに優待利回りが高い株主優待のこと。
でも、実は高利回りに明確な基準はありません。
だいたい4%~5%くらいを指しますが、人によっては3%という場合も。



結構バラバラね
この記事での基準は利回り5%
優待は配当よりも利回りが高くなる場合があるので、今回は高めの基準にします。
総合利回りとは
利回りを考える際に知っておきたいのが総合利回り。



配当と優待両方もらえる会社もあるんだ!
たとえば、明治ホールディングス。
明治ホールディングスの株主優待は自社商品1,500円相当。
100株30万円とした場合、優待利回りは0.5%あります。
配当は100株10,500円で、配当利回り3.5%。
高利回り株主優待一覧
優待利回りが高い株主優待
AB&Company(優待利回り6.36%/ 必要金額:約11万円)
KOZOホールディングス(優待利回り16.1%/ 必要金額:約3,100円)
ヴィレッジヴァンガード(優待利回り9.76%/ 必要金額:約10万円)
バイク王&カンパニー(優待利回り99.3% / 必要金額:約4万円)
ラクサス・テクノロジーズ(優待利回り180.4% / 必要金額:約1.3万円)
VTホールディングス(優待利回り77.3% / 必要金額:約5万円)
レアジョブ(優待利回り68.2% / 必要金額:約3万円)
総合利回りが高い株主優待
アスクル(総合利回り5.04% / 必要金額:約23万円)
ルックホールディングス(総合利回り5.12% / 必要金額:約27万円)
城南進学研究社(総合利回り6.54% / 必要金額:約2万円)
AVANTIA(総合利回り5.84% / 必要金額:約8万円)
FPパートナー(総合利回り6.45% / 必要金額:約23万円)
TONE(総合利回り6.5% / 必要金額:約6万円)
高利回り株主優待を選ぶときの注意点
高利回り株主優待を選ぶときは、以下の点に注意しましょう。
- 利回りが一時的に高くなっていないか
- 無理な還元になっていないか
- 条件(長期保有・回数制限)の有無
利回りが一時的に高くなっていないか
高利回りに見える株主優待でも、一時的に高いケースがあります。
たとえば、株価が下落したことで結果的に利回りが高く表示されている場合。



利回りはあっても危ないわね…
直近の数字だけで判断せず、過去の株価や優待内容の推移をあわせて確認しましょう。
無理な還元になっていないか
優待利回りが高すぎる場合、企業が無理をしている可能性も考えられます。



続けられるのかチェックだね。
たとえば、業績や利益と比べて優待内容が過剰に感じられる場合。
将来的に内容が見直されたり、廃止になる可能性があります。
今後も継続できそうな優待かどうかという視点を持つことが大切です。
条件(長期保有・回数制限)の有無
高利回り株主優待の中には、長期保有が条件だったり、年に1回しか受け取れなかったりする場合もあります。
条件を満たさないと想定していた利回りにならないケースもあるため気を付けましょう。



3年経たないとグレードアップしないとかね…
いつから優待がもらえるのか、回数や保有期間に制限がないかを事前に確認するのが大事。
思わぬ勘違いを防ぐことができます。
改悪に注意したい株主優待とは?失敗しないために知っておきたいポイント
高利回り株主優待の選び方(迷ったらここ)
高利回り株主優待の選び方に迷ったら、以下のポイントを意識してみてください。
- 優待内容が本当に使えるか
- 継続年数の実績
- 少額で始められるか
- 長期保有が前提になるか
優待内容が本当に使えるか
高利回り株主優待でも、使えなければ満足度は下がります。
自分の生活スタイルに合っていて、無理なく消費できるものを選びましょう。



使わなかったら0円だもんね。
「使い切れるか」「使う場面があるか」という視点で確認しておくと、後悔しにくくなります。
継続年数の実績
どれくらいの期間、その優待が続いているかも重要な判断材料です。



長く続いてるほど安心!
長く続いている優待は、企業側が無理せず運用している優待です。
そのため、今後も比較的安定しやすい傾向があります。
一方で、新設されたばかりの高利回り優待は、今後内容が見直される可能性も。



慎重に判断したいね。
少額で始められるか
高利回りであっても、投資金額が大いとリスクも高くなります。
無理のない金額で始められるかどうかをチェックしましょう。



長く続けるうえで欠かせない
また、少額で購入できる株であれば、複数銘柄への分散も行いやすくなります。
優待は数が増えるとワクワク感も増えるので、少額での投資がおすすめです。
少額で買える株主優待まとめ!10万円前後から始めやすい優待一覧
長期保有が前提になるか
高利回り株主優待の中には、長期保有が条件になっているものもあります。
すぐに優待を受け取れるのか、事前に確認しておきましょう。



1年以上先になることもあるわ…
長期保有が前提の場合は、無理なく持ち続けられるかどうかが重要です。
優待だけでなく、企業そのものに納得できるかも判断材料になります。
長期保有が条件の株主優待まとめ!続けるほどメリットが大きい優待一覧
高利回り株主優待に関するよくある質問(FAQ)
- 優待利回りはどれくらいから高利回りと考えればいいですか?
-
一般的には、株主優待のみで見た利回りが5%以上であれば、高利回りと感じる人が多いです。
ただし、人によっては3%や4%と言うこともあります。
- 高利回り株主優待は危険ですか?
-
必ずしも危険というわけではありません。
しかし、無理な還元になっている場合や一時的に利回りが高く見えているケースもあります。
背景を確認したうえで選ぶことが重要です。
- 高利回りの優待は改悪されやすいですか?
-
利回りが高い分、内容や条件が見直される可能性はあります。
継続年数や過去の変更履歴を確認することで、ある程度リスクを考えやすくなります。
- 利回りは配当も含めて考えたほうがいいですか?
-
優待と配当を合わせたり周りで考えるのがおすすめです。
総合利回りで見ることで、よりバランスの取れた判断がしやすくなります。
- 初心者でも高利回り株主優待を選んで大丈夫ですか?
-
条件や注意点を理解していれば問題ありません。
まずは少額で始められる銘柄や、条件がシンプルな優待から検討すると安心です。
まとめ:高利回り株主優待は数字だけで判断しないことが大切
高利回り株主優待は、非常に魅力的に感じます。
しかし、数字だけで判断してしまうとリスクを見落としてしまうでしょう。



業績や株価も見ないとね!
また、優待内容が自分にとって使いやすいかも大事。
利回りが高くても、使わない優待なら嬉しくありません。
数字に惑わされず、本当に欲しい優待を選びましょう!
月別の株主優待一覧


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